2020年11月16日 CHANEL留金具交換依頼

お世話になります、修理集合の管理人です。
ベストリペアではルイヴィトン・シャネル・エルメス と言った一流高級ブランドを
専門とした大型修理を中心に修理を承りいたしております。

大型修理とは?と疑問に思われる方もおられるかもしれませんので
補足説明を致しますと、「染め直し」や「染め替え」「内張り替え」「リメイク」
といった部品交換では無い鞄全体に関する修理をベストリペアでは
独自に”大型修理”と呼ばせてもらっています。

それ以外のファスナーの交換やカン交換・ボタン留め具の交換や
ストラップ・ハンドル製作などはベストリペアでは"部分修理”と呼ばせてもらっています。
(主に細かい部品の修理)

大型修理を中心に修理を承りしておりますが、もちろん部分修理のご依頼も多数
頂いております。今回ご依頼いただいたのはシャネルのミニチェーンショルダーバッグに
取り付けられている金具の交換です。

この金具は別名「フランホック」と呼ばれ、矢印のような金具(オス側)を穴の空いた受け金具(メス側)に
差し込むタイプの金具です。この金具は昔のシャネル製品ではよく使用されていたタイプらしいですが
現在のモデルにはこのフランホックは取り付けられておらず、シャネルでも生産・修理などは
行われていないそうです。

そしてこのフランホックは受け金具側のトラブルがほとんどで、中のバネが使用によって
壊れてしまい、オス側の金具を挿しても留まることがなくなってしまうという事例が多いのです。

今回はご新規のお客様からご依頼がありましたが、実はベストリペアでは過去に
全く同じ修理実績がございます。
フランホックオス側にはシャネルの文字が入っているのでもちろん同一の物はご用意できません。
そして仮に同じフランホックを取り付けても今後同じトラブルが起きてしまう可能性から
フランホック金具を取り外しマグネットタイプの留金具を新しく取り付けいたします。

そしてこのオス側の金具の裏側の位置にはシャネルのロゴ金具が取り付けられているのですが
オス側金具が中に埋め込まれている為、そちらも丁寧に取り外しながら、新しい金具を
違和感が生まれない様に取り付けなければなりません。
通常の取り付けとは異なる施工方法となるので、一見簡単な交換作業に思えて実は職人の技術が
光る修理となるのです。

ベストリペアではこのように現在シャネル正規店では行えないような修理を
ご依頼承りしております。この記事を機に修理をご検討の方は
店舗情報公式ページからお気軽にお問合せください。

2018年11月2日 同型バッグの施工実績

取り付け前

取り付け後(オス側)

取り付け後(メス側)